口内炎
case
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お口の中はとても敏感な組織なので、唇をかんだり、火傷をしたりすると、すぐに傷ついてしまいます。
そのような時は、お薬を塗ったり、レーザーの治療を行うことになります。
また、よく頬を噛んでしまい傷ができやすい場合は、かみ合わせが少しおかしかったり、入っているかぶせや入れ歯が合わなくなっている場合もあります。
そのような時は新しくかぶせや入れ歯を作り直して正しいかみ合わせにすると、かなり改善されます。
できる箇所や状態によっては、歯が原因のもの、歯ぐきが原因のものもありますので、レントゲン撮影を行い診断いたします。
痛みがともなわないできもの
症例・治療例
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粘液囊胞(下口唇)
《症状》
下口唇中央に発生した粘液囊胞。表面の粘膜は薄くなっていて、内溶液がすけて見える。
《処置および経過》
隣接する小唾液腺とともに摘出した。
術後の再発も認められなかった。 -
粘液囊胞(頬粘膜)
《症状》
頬粘膜に発生した粘液囊胞。何度も噛んでいるので表面の粘膜が白く、硬くなっている。
《処置および経過》
小唾液腺とともに摘出した。病理組織学的所見では囊胞壁に上皮は認められなかった。術後の再発も認められなかった。
痛みがともなう
症例・治療例
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慢性再発性アフタ(口内炎)
《症状》
舌辺縁部の大アフタ型の腫瘍で接触通が強い。アフタの周囲には紅暈が認められる(口内炎)
《処置および経過》
レーザー治療を行ない軟膏を塗布した。